キリアン フン シュペートブルグンダー 2019|南ドイツのやさしい赤で、魚介料理がもっと楽しくなる

キリアン フン シュペートブルグンダー 2019 を飲んだきっかけ🍷
週末、ちょっとしたご褒美にビストロへ。
メインはブイヤベースと魚介のパエリア。
白にするか迷ったけれど、スタッフさんのおすすめで赤に挑戦。
運ばれてきたのが「キリアン フン シュペートブルグンダー」。
ドイツの赤ってどんな感じだろう…と半信半疑で飲んでみたら、まさかここまで魚介と合うなんて。
果実味がやさしく、酸がきれい。しっかりあるのに軽やかで、余韻も穏やか。
これは、家でももう一度飲みたいと思った1本です。
キリアン フン シュペートブルグンダー 2019の詳細🍷
ワイン名 | キリアン フン シュペートブルグンダー 2019 |
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タイプ | 赤・ミディアムボディ |
品種 | シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100% |
産地 | ドイツ/ラインヘッセン |
ヴィンテージ | 2019 |
アルコール | 13% |
価格帯 | 3,000円前後 |
シュペートブルグンダーは、ドイツでのピノ・ノワールの呼び名。
この1本は、ビオロジック農法で丁寧に育てたブドウを使い、自然酵母で発酵。
優しい果実味と清らかな酸が魅力で、軽めの肉料理や魚介とも好相性です。
飲んだ感想🍷
色
透明感のあるルビー。やや淡めで、光を通すと美しいクリアな赤が広がります。
香り
チェリーや赤スグリの果実に加え、土やハーブ、紅茶のような落ち着いた香りも。ゆっくり深呼吸したくなる上品さがあります。
アタック
酸味がすっと立ち上がり、果実味がふわっと広がる。タンニンは細く、口当たりは非常に滑らかです。
味・感想
チェリー系の果実味に、落ち着いた酸とミネラル感。
じんわり染み入るような味わいで、魚介にも野菜にもすっとなじむバランスの良さが光ります。
日にちが経つと
(グラスでの提供につき未確認)
濃厚な魚介だしに、ワインの酸がきれいに溶け込む。
柑橘を添えるとより好相性。
旨みたっぷりの貝類と香ばしい米に、赤果実の酸味が絶妙にマッチ。
冷やし気味でも楽しめます。
※この組み合わせは美味しいだろうと想像して合わせたものもあれば、ただ晩御飯がそれだったから一緒になった、というのもあります。
この組み合わせがおいしかったから載せているというわけではありませんw
キリアン フン シュペートブルグンダー 2019の総評🍷
まとめ
ピノ・ノワール=肉やチーズ、と思っていたけれど、シュペートブルグンダーは魚にもぴったり。
優しい酸と繊細な果実味、静かな余韻。どれも主張しすぎず、それでいて確かな存在感。
赤なのにすっきり、だけどしっかり。
そんな印象のドイツワイン、これは確実に“覚えておきたい1本”になりました。